書けない人必見、5つの問いでブログがスラスラ進む『書くこと問答』
こんにちは、チャコウェブの横山ゆみこです。
「SNS投稿やブログ更新をスタッフみんなにやってほしいが、なかなか書いてくれない…」
経営者の方から、こんな声をよく聞きます。
実際、企業の公式として発信しようとすると、手が止まってしまう方は多いものです。
すぐに解決できるものではないかもしれませんが、発信できる体質は作ることができます。
過去の配信記事には、チームで発信できるようになる方法や、先延ばしを防ぐ方法などを紹介していますので、ぜひご覧ください。
今回は、書けない原因を理解し、解決するための「書きやすくなる問答」をご紹介します。
今回は誰でも全文読めますので、ぜひ最後までお楽しみください。
表現力の基本となる「文章力」は、コツを学び、ちょっとしたトレーニングを重ねれば、誰でも必ず身につけられる。
野上氏の言う通り、「文章力」には誰でも積み上げで向上させることができます。
だから絶対に大丈夫。
まずはやってみましょう!
今回のSNS情報は、Instagramがショート動画に特化したアプリをリリース予定という情報をお届けします。
目次
🤔発信しようとすると、手が止まってしまう原因とは?
🛠️発信のハードルを下げ、適切な投稿を作成できる型を知ろう
📝「書くこと問答」とは
💡なぜ「書くこと問答」が効くのか
⏱️数分間の手間が最大の効果を生み出す
📋5つの問いをテンプレ化する
⚠️それぞれの問いで気をつけたい点
🚚書くこと問答実践例:運送会社
🗂️まとめ
📱SNS情報:Instagram、ショート動画に特化したアプリ「Reels」リリースか
🤔発信しようとすると、手が止まってしまう原因とは?
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発信の目的が不明確
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誰に向けて書くのか、ターゲットを設定できていない
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取って欲しい行動が決まっていない
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書くことに慣れていない
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書き方がわからない
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ネタの出し方がわからない
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誰からも反応がなくモチベーションが続かない
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社内で担当するのが自分一人で荷が重い
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完璧を目指そうとしてしまう
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他社の発信のクオリティを見て、気が引けてしまう
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忙しすぎる
発信できない原因はさまざまです。
上記の中どれか一つというよりは、いくつか組み合わされていることの方が多いと思います。
さらにブログとなると、文章量もある程度求められるため、慣れるまで苦労する方が多いのではないでしょうか?
🛠️発信のハードルを下げ、適切な投稿を作成できる型を知ろう
発信に慣れるまでは難しく考えず、手を動かしやすくする型作りを優先させるのがおすすめです。
自己流やこだわりを持ってくるのは、発信に慣れてからでも遅くありません。
「とりあえずやってみよう」
と、難しく深く考えすぎず、理想を追い求めすぎることなく始めましょう。
私が普段使っているのは「書くこと問答」という型です。
この問答を使うと、「何を書くか」がキリリと決まってきます。
📝「書くこと問答」とは
記事を書く前に、以下の5つを事前に考える作業です。
「誰に伝えたい?」
「何を伝えたい?」
「なぜ伝えたい?」
「どのように伝える?」
「読んだ人にどうなってほしい?」
書きながら考えるのではなく、書き始める前の数分で問いに答えることで、文章の方向性やゴールが明確になります。
そして、こんな投稿をしようかな、とぼんやり頭に浮かんでいる状態から具体化させることができます。
💡なぜ「書くこと問答」が効くのか
書くこと問答は、自分の目的や狙いをハッキリさせるために有効です。
「読者に何を持ち帰ってほしいか」を決めておけば、記事全体の説得力が増します。
「なぜこの情報が大事なのか」
「この記事で何を達成したいのか」
問答をせずに書き始めると、書いているうちにこれらが埋もれたり、方向性がブレたりします。
⏱️数分間の手間が最大の効果を生み出す
書き始める前に自問することで、「あれもこれも盛り込みたい」というブレを防ぎます。
特に「誰に」と「読んだ人にどうしてほしいか」の2点は執筆内容を定めるうえで強力です。
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誰に伝えたい?
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何を伝えたい?
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なぜ伝えたい?
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どのように伝える?
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読んだ人にどうなってほしい?
記事に一貫性が生まれ、読み手が「この文章は自分のために書かれている」と感じてくれるようになります。
それではここから、書くこと問答の実践方法や各問いのコツ、実際の記事への落とし込み方を詳しく解説します。
📋5つの問いをテンプレ化する
まず、書くこと問答の5つの問いをテンプレートにしましょう。
書きたいテーマを決めたら、メモ帳やシートに下記の項目を書き出し、その場で一文ずつ回答してみます。
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誰に
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何を
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なぜ
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どうやって
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読んだ人にどうなってほしいか
回答した内容を見直すだけで、今回の記事の「主題」「理由」「方法」「CTA(行動喚起)」が自然に浮かんできます。
慣れてくると、記事を書く前に自然と問いに回答する習慣がつきます。
ここまでくると、 内容がブレず、読み手が自分ごとと感じてくれる文章を作る素地ができているはずです。
⚠️それぞれの問いで気をつけたい点
「誰に伝えたい?」で気を付けたい点
漠然と万人向けにならないようにします。
ペルソナや実在の顧客像を思い浮かべ、「その特定の人に伝えるために記事を書く」と決めてしまうくらいで良いでしょう。
「何を伝えたい?」で気を付けたい点
一つの記事に盛り込みすぎず、中心となる主題を一つ決めます。
他のことに脱線しないよう、言いたいことは他の記事の主題にまわしましょう。
ネタ切れも防げますから、ぜひメモしておいてください。
「なぜ伝えたい?」で気を付けたい点
書き手がそのテーマに対して強い思いを持っているほど文章は生き生きします。
「お客様に、もっと良い方法があると知って欲しい」
「こんな点でよく誤解されている」
このように、なぜ記事として伝えたいのかを明確にしましょう。
「どのように伝える?」で気を付けたい点
文章構成や、図解、写真、事例の使い方をここでイメージします。
「以前、お客様にこんな説明の仕方をしたら反応が良かった」
このような経験をもとに、記事でも活かすことをお勧めします。
最初にあらかじめ 「導入→本題→エピソード→まとめ」 などのパターンを決めると筆が進みます。
「読んだ人にどうなってほしい?」で気を付けたい点
問い合わせをしてほしい、あるいは自分自身で実践してみてほしいなど、ゴールを用意します。
明確なゴールがあれば、記事の終わりに自然な行動喚起を入れやすくなります。
🚚書くこと問答実践例:運送会社
では、実際に書くこと問答のテンプレートに書き込んでいく実践例をご紹介します。
今回は「運送会社が採用を強化するための記事を書く」例です。
誰に伝えたい?
運送業界への就職を考えている方、特に「未経験だけど興味がある」「体を動かす仕事が好き」「安定した職につきたい」と思っている20〜40代の求職者をメインの読者に想定しています。
トラックドライバーに限らず、倉庫管理や配車担当など運送に関わる様々な職種に興味がある人も含めたいです。
何を伝えたい?
当社の仕事の具体的な内容や、どんなやりがい・魅力があるかを伝えたいです。
「運送会社=きつい/危険」といったイメージを払拭できるよう、普段の雰囲気や社員同士の協力体制、未経験入社の人がどのように成長していけるかなどを紹介し、実際に働くイメージを持ってもらうことが目的です。
なぜ伝えたい?
運送業は人手不足が深刻で、特に若い人材が敬遠しがちです。
しかし、当社は働きやすさや教育制度を整えており、未経験でもチャレンジしやすい環境を提供できています。
その魅力をきちんと伝えることで、業界イメージだけで敬遠せずに「まずはうちで働いてみようか」と思ってもらいたいからです。
求職者が不安を解消し、安心して応募してくれるようになるのが狙いです。
どのように伝える?
社内インタビューや「1日の流れ」を具体的に書きながら、写真やスタッフの生の声を交えます。
導入部分で「運送会社のイメージとの違い」を提示し、続けて「働きやすさ・サポート体制」を書き、最後に「未経験でも活躍中の先輩インタビュー」を載せる構成にしたいです。
図解や箇条書きも適度に使って読みやすくしようと考えています。
読んだ人にどうなってほしい?
まずは当社で働くイメージをつかんでもらい、「ここなら自分にもできそうだ」「面白そうだ」と思ってもらいたいです。
興味を持ったら、気軽に「会社見学や面談に申し込んでほしい」というのがゴールです。
読者が応募や問い合わせに一歩踏み出しやすいように、最後に採用ページのリンクと「見学・相談歓迎です」という行動喚起を用意します。
🗂️まとめ
「書くこと問答」は、書き出す前に自分と対話するわずか数分のステップです。
しかし、これをやるだけで結果的に記事の全体像が格段にわかりやすくなり、迷いが減ります。
アンケートやAIからは得られない、書き手の目的や熱意を引き出すのがこの問答の強みと言えるでしょう。
そして、「どう伝えるか」はっきりするため、手が止まることなく書き進められるようになります。
ぜひ一度、この事が、読み手の心に届きやすいものに仕上がるはずです。
📱SNS情報:Instagram、ショート動画に特化したアプリ「Reels」リリースか
Instagram(Meta)がリール(Reels)機能を単独アプリとして切り出す可能性がある、というニュースがあります。
内部説明会でInstagram代表のアダム・モッセリ氏が示唆したということで各メディアが取り上げています。
実はこのニュース、2~3月で盛り上がったものです。
6月現在では最新とは言えないのですが、ThreadsのようなXに似たアプリも単独であるので可能性はあるかもしれません。
単独アプリ化の目的は「TikTok と同一土俵で戦うこと」
Instagramは現在、ユーザーエンゲージメントの低下に苦しんでいるようです。
アダム・モッセリ氏が認めているので、間違いないでしょう。
現在Instagramは多様な機能があるため、力が分散されています。
リール動画を独立させてTikTokと同様の「無限スワイプ」でエンゲージメントを取りに行くことに特化できるというわけです。
実現するかどうかは不明ですが、今後の動きに注目したいと思います。
ご意見・ご感想をお待ちしています!
このニュースレターに関するご質問やご意見がありましたら、ぜひお気軽にお知らせください。
あなたからの声をもとに、より役立つ情報をお届けしてまいります。
私が大切にしているのは、読者と共に成長していくこと。
私は上から下へと向かって「教授」していくのではなく、私自身が学んだことを「共有」していきます。
ですから、もし「こんなやり方が良かった」など、あなたの体験があったらぜひ共有していただけませんか?
「ここがうまくいかない」という悩みでも構いません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
どうか良い一日をお過ごしください。
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