情報過多時代を生き抜く最新AIの「要約力」

情報に押しつぶされるな、活用して余白を手に入れろ
チャコウェブ 2026.02.26
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こんにちは、チャコウェブの横山ゆみこです。

先週は「デカルトに学ぶ仕事術」として、1日のたった1%(15分)を使って、巨大な岩(タスク)を小石に砕いていこう、というお話をしました。

ちなみに、デカルトは1日15分やれと言ったのではなく、「分割する(わける)こと」について話しています。

そこから、困難は大きなまとまりで捉えると対処が難しいと考えがちだから、小さく砕いて分割すれば解決しやすい、という話が現代で語られていることです。

岩を動かすのは難しいが、小石にすれば動かせる、ということですね。

さて、小石を拾い始めていただいた方がおそらく次にぶつかるであろう「壁」があります。

「毎日、メールや資料に目を通すだけで1日が終わってしまいます」

現代は、江戸時代に生きる人が一年で受け取る量の情報を1日で受け取っていると言われる超情報過多時代。

しかも、仕事における資料の山はないがしろにもできず、苦労しますよね。

ここで、私たちができる資料処理術について考えていきます。

目次

  • 私たちは文字を読まされすぎている

  • 処理できる文字の量の限界を超えている現代

  • 「読むこと」から「目的を持って情報を取りに行く」に視点を変える

  • 情報を活用するために必要なのは「全体像の把握」と「要約力」

  • 情報過多最強の相棒「NotebookLM」

  • なぜNotebookLMはビジネスで使えるのか?

  • Studio(スタジオ)」機能を使いこなす

  • 実務に直結する使い方の具体例

  • 意思決定のための資料活用をするために、情報過多から抜け出す

私たちは文字を読まされすぎている

現代の私たちは、人類の歴史上、最も「文字」を読まされている時代を生きています。

朝起きれば大量のメールマガジンが届き、チャットツールには業務連絡がひっきりなしに飛び交います。

さらには、業界の最新ニュース、難解なお役所言葉で書かれた数十ページに及ぶ補助金のガイドライン(PDF)、取引先からの分厚い提案書など、日々「読まなければいけないもの」が押し寄せてきます。

「後で時間がある時にじっくり読もう」

そう思って、「後で読む」フォルダに書類を放り込んでおき、気になる記事をこれまた「後で読む」ブックマークフォルダにポチポチ追加するという日々を繰り返すのが私でした。

デジタル版の「積ん読(つんどく)」状態ですね。

そして、その未読ファイルを見るたびに「あぁ、まだ読んでいない。早く読まなきゃ」という見えないプレッシャーが、私たちの脳のエネルギー(認知リソース)をじわじわと奪っていきます。

***

処理できる文字の量の限界を超えている現代

真面目な方ほど、「送られてきた資料は、一言一句すべて読まなければいけない」と思い込んでいます。

しかし、分厚いPDF資料を1ページ目から丁寧に読んでいたら、あっという間に1時間が溶けてしまいます。

私もこれには長ーい間悩んでいました。

「読みたいものがあるのに追いつかない」

冒頭で江戸時代当時との情報量の差について述べましたが、本当に情報過多ですよね。

処理できる文字の量の限界を超えてしまっている状態なのかもしれません。

***

「読むこと」から「目的を持って情報を取りに行く」に視点を変える

仕事が早く、そして様々なことをよくご存知の人から聞いたことがあります。

その方は資料すべて、本を最初から最後まで読むわけではないとのこと。

意外だったので理由を聞くと、以下のように説明してくださいました。

本来やりたいことは、「隅から隅まで精読すること」ではない。
知りたい情報があり、その情報を入手するために何かを読んでいるのだから、まずは「知りたい情報を取りに行く」という目的に注力することが大事。
だから、全部読んでキャパシティーがオーバーしてしまったり、時間が足りなくなって本来必要な情報を取り逃がしたりする前に、必要な情報を選んだら読むのを止めても良い。

すごく納得しました。

例えば、何かを読む時には目的があります。

  • 意思決定のために読む

  • プレゼンなどで伝える必要があり、情報を自分の中に取り入れている状態にする

  • ブログ記事を書く

  • 最新動向を把握しておくため

これらの目的のために、どんな情報が分かれば良いのかをある程度目算をつけて資料に当たるのです。

すると、「全部読まなきゃ」から「この資料からはこういう情報が欲しい」といった目的意識に変わります。

***

情報を活用するために必要なのは「全体像の把握」と「要約力」

ビジネスでの情報収集では、「全体像の把握」と「要約力」で情報を活用することが全部を読み切ることより重要になってくることがわかりました。
(趣味や学術的な研究では全部を読む意義がありますから、ここでの話はビジネスでの情報活用を念頭に置いています)

とはいえ、こんな声も聞こえてきそうです。

「そういっても、斜め読みをすると重要な情報を見落としそうで怖い」
「要約なんて、どうやればいいか分からない」

たしかに、必要な情報をうまく拾い上げる方法についての悩みも生じますね。

実は、この「長文の要約」はAIが得意とする分野です。

ここから先では、情報をうまく取得しまとめてくれるAIについて解説し、活用する方法を見ていきます。

私が使い倒しているGoogleの無料AIツール「NotebookLM(ノートブックLM)」です。

これを知ると、「読み切れない」悩みから解放されます。

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