2026年のSEOは順位より名前が残ることが重要。AIモード時代に中小企業がやること
こんにちは、チャコウェブの横山ゆみこです。
検索まわりの変化がまた一段進みました。
2026年1月27日、GoogleはAIによる概要(AI Overviews)を強化し、概要の画面からそのままAI Modeの会話に入れる体験を案内しています。
つまり、検索が「リンク一覧」から「会話」への移行をさらに進めるということです。
検索画面の中でだいたいの比較や意思決定が終わる流れになりそうですね。
この変化に対応する方法はあるのでしょうか?
「クリックが減ることを前提として考え、Webの戦略を組み立てる」
このようになります。
今回は、新しいSEOの時代に私たち中小企業がすべきことについて見ていきます。
目次
クリックが減るのは必然の流れ
自社の名前を思い出してもらう「存在」を示す時代になる
AIが引用しやすい情報、引用されやすい場所を知る
自社の現在地を知る
実装1 引用されるための公式情報を整備する
実装2 AIに拾われる判断材料を揃える
実装3 第三者の言及を増やす
まとめ
クリックが減るのは必然の流れ
もし、検索流入が減っているなら、それは会社の発信内容に問題があるからではない可能性が高まっています。
現在のほとんどのホームページが同じように検索流入が減少し、クリックされない流れになっています。
AIによる概要(AI Overview)が表示される検索では、ユーザーが従来の検索結果(青いリンク)をクリックする割合が34%下がるという調査が出ています。
さらに、AI概要内の引用リンク自体も、クリックされにくい傾向が示されています。
自社の名前を思い出してもらう「存在」を示す時代になる
今後は、クリックを指標にするのではなく、検索画面であなたの企業について紹介されたり、発信した内容を引用されたりすることで「お客様との接点が生まれる」ことになります。
集客のポイントが変わっていくのですね。
そのため、いかにAIに自社を候補として出してもらえるかどうかが重要になるということです。
【かつてのSEO】
上位表示される
クリックされる
サイトに来てもらう
【これからのSEO】
AI要約で候補が並ぶ
追加質問で条件を詰める
そのまま検索の中で比較が進む
引用される
名前が残る(指名される、相談先として思い出される)
冒頭で述べた1月27日の発表でも、GoogleはAI概要からフォローアップ質問を投げてAI Modeの会話に入る、という流れを強めています。
検索流入を目指すのではなく、「引用され名前が思い出される」存在を価値とすることに注力しましょう。
AIが引用しやすい情報、引用されやすい場所を知る
AIは、何でもあなたの会社ホームページから拾ってくれるわけではありません。
「被リンク」が多いホームページが強いという認識もありません。
現在、AIが重視する「情報の重要性」は「総合的に信頼できる場所で言及されていること」です。
引用元としてよく出てくるのは Wikipedia、YouTube、などの大きなプラットフォームだと言われています。
また、行政、業界団体、メディア、地図、求人などのサイトも有効です。
「信頼されている第三者から言及されている存在が強くなる」
ここが大きく異なっている点です。
「え、それって自社ホームページは意味ないの?」
そのように思うかもしれませんが、そうではありません。
自社ホームページも立派な公式ホームページ。
ここでの情報の充実は大前提として重要な場所となります。
先に述べた第三者から紹介される際にも、引用元の自社ホームページは信頼されるような存在にしておく必要があります。
自社ホームページ
第三者の各ページ情報
この2点を重視していきましょう。
自社の現在地を知る
SEOに取り組むにあたり、まずは自社の現在がどのように見られているのか、客観的に分析してみましょう。
自社名で検索して、どのように表示されるかをチェック(社名、所在地、電話)
地図情報がどのように表示されるかをチェック(Googleマップの基本情報)
サービス内容の説明をチェック(何ができて、何ができないかが1分で分かるか)
第三者のページ(業界の名簿、比較サイト、求人、取引先の掲載など)にどのような情報が載っているか
今年前半に取り組むのは、これらの場所と定め、不正確な情報やわかりにくい、弱い点などがあれば対処していきます。
では、具体的に「何をどうすればいいのか」見ていきましょう。