発信すべきコンテンツは現場の一次情報。自社の情報発信をAI時代の武器にする方法

情報の洪水時代に生き残る鍵は現場にあった!AIが作れない情報で差を付けよう。
チャコウェブ 2026.01.07
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こんにちは、チャコウェブの横山ゆみこです。

前回のニュースレターでは、AIに誤解されないために、会社の公式情報を揃える話をしました。

今回は「中小企業はどんなことを発信すべきか」について解説します。

2026年は、解説記事だけでは差がつきにくくなるだろうと考えています。

なぜなら、説明はAIが作れてしまうからです。

解説記事とは「~~とは?」という知識についての解説をしてくれる記事を意味しています。

生成AIに質問して解決するケースが増えていて、解説記事の需要も減っていくかもしれません。

だからといって、コンテンツが不要になるわけではありません。

むしろ逆で、価値のあるコンテンツだけが残る時代になるだろうと私は考えています。

残るのは、現場の証拠、つまり一次情報です。

  • 実際に起きたこと

  • どう判断したか

  • 結果どうなったか

この3つが揃った情報は、AIでは作れません。

そして、これが営業にも採用にも効いてきます。

製造業なら、品質や納期を守るための工夫と改善の記録。
建設業なら、安全管理や工程の工夫。
運送業なら、事故ゼロの仕組みや繁忙期の回し方。
産廃なら、許可や適正処理の説明と実績。
保育園や幼稚園なら、保護者が安心する情報の出し方。

今回は、一次情報を無理なく見つけて、貯めて、発信に変える流れをまとめます。

後半では、週1で証拠が増える仕組みと、短く書ける型まで落とし込みます。

目次

📉 解説が増えすぎた時代に、選ばれるのは何か
🔍 AIが見つけやすい情報はわかりやすい
🧷 一次情報の3点セット「事実・判断・結果」を型にする
✅ ネタ切れしない一次情報の見つけ方
🧱 週1で貯まる、会社の情報ストックの作り方
✍ 短くても伝わる事例の書き方テンプレート
📷 写真・動画・数字の使い方のコツ
🤖 コンテンツ作成のサポートにAIを活用する
📌 まとめ

📉 解説が増えすぎた時代に、何が選ばれるのか

ここ数年、ネット上の「解説」は爆発的に増えました。

AIが登場して解説は一気に量産されています。

便利ではありますが、受け取る側としてはこう感じやすくなります。

  • どこも同じに見える

  • 結局、違いが分からない

その結果「いちばん安心そうなところに決める」という行動パターンが形成されます。

この状況で、企業側が「解説記事を増やす」だけで戦うのは、正直しんどい、と思いませんか?

私は思ってしまいました。

時間も人も限られている中小企業ほど、消耗しやすい。

では何が残るのか。

私は、最後に選ばれる理由は「説明」ではなく「証拠」だと思っています。

  • 実際にやっていること

  • 現場が見える(イメージできる)こと

  • 判断の軸があること

この空気感は、解説だけでは出ません。

現場で体験した一次情報があると、一気に出ます。

一次情報とは、自分自身が直接体験したことや調査、観察したことなどによって独自に得た生の情報のことです。

***

🔍 AIが見つけやすい情報はわかりやすい

AIに気に入られる文章を書く必要はありません。

AIも人も見つけられやすい情報の形は、かなり似ています。

固有名詞がある
例:製品名、工法名、許可の名称、地域名、設備名

条件が書いてある
例:対応エリア、対応できる範囲、対象外、納期の目安、必要書類

数字がある
例:件数、期間、頻度、割合、時間、回数、工程数

上記はどれも「具体的」な事柄であるということ。

一方で、このような言葉は、キレイな言葉ではあるのですがどこか上滑りします。

「丁寧にやっています」
「安心安全に配慮しています」
「柔軟に対応します」

嘘ではないけれど、具体がない。

その会社ならではの言葉になっていないからでしょうね。

一次情報は、現場で起きたことをそのまま残すだけで固有名詞、条件、数字が自然に入る具体的な言葉になります。

人であってもAIであっても、惹かれるのは具体的な言葉がある一次情報です。

***

🧷 一次情報の3点セット「事実・判断・結果」を型にする

「そうはいっても、一次情報ってどうやって発信すればいいの?」

一次情報を発信しようと聞くと、難しそうに感じるかもしれません。

まずは型にはめてみると作りやすくなります。

  • 事実:何が起きたか

  • 判断:なぜそうしたか

  • 結果:どうなったか

この3つに当てはめると自然と一次情報で文章を作れるようになります。

保育園の発信を例にしてみましょう。

  • 事実:登園時に不安で泣いてしまう子がいた

  • 判断:保護者と共有しながら、登園導線と声かけを統一する必要があると判断

  • 結果:2週間で落ち着き、登園時の不安が軽くなった

これが「証拠」です。

しかも、現場の空気が出ます。

読み手にとっては、課題に対して保育園が具体的にどんな取り組みをしてくれるのかがよくわかりますよね。

このような一次情報は、信頼を作ります。

一次情報の重要性がわかったら、次は「一次情報ネタ」を見つけていきましょう。

***

✅ ネタ切れしない一次情報の見つけ方

一次情報は、実は毎日のように発生しています。

見つけ方を決めると、ネタ切れが激減しますよ。

引き出し1:よくある質問

  • お客様や求職者から、よく聞かれること

これをメモしておきましょう。
FAQにもなります。

引き出し2:小さな改善

  • ヒヤリハット

  • 手戻りを減らした工夫

  • 確認の仕組み

  • クレームが減った原因

このあたりは強く興味を惹かれる一次情報です。

引き出し3:判断の基準

  • なぜこの素材なのか

  • なぜこの工程なのか

  • なぜこのルールなのか

理由を言語化して示すと信頼されるきっかけとなります。

引き出し4:人と育成

  • 新人ができるようになったこと

  • 教育の工夫

  • 安全の学び

  • 働き方のリアル

企業の意識の高さから安心につながり、採用にも直結します。

このような視点で日々の業務からネタを探しましょう。

ネタが見つかったら、上述した型に当てはめてみます。

  • 事実

  • 判断

  • 結果

これだけでコンテンツができますよ。

ここから先は、一次情報を「毎週ちゃんと貯める」仕組みと、すぐ使えるテンプレ、業種別ネタ集までまとめます。

読むだけで終わらず、そのまま動ける形にします。

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