発信が続く経営者と、続かない経営者。違いは「リカバリー力」と信頼関係
こんにちは、チャコウェブの横山ゆみこです。
正直に告白します。
このニュースレターを93回続けてきたのは、私自身が緊張感や危機感に押されてのことでした。
(今回が94回目の配信です!)
「これをやらないとまずい」という、後がない気持ちをずっと支えとしてきたのです。
良いお手本というよりは、必死で続けてきた人間として今日はお話をさせていただこうと思います。
先々週の全文無料ニュースレターでお伝えした「知ってもらうために必要な3つの地味な力」の2つ目が、 継続する力 でした。
今回はその深掘り編として、「なぜ発信が続かないのか」と「続けられる経営者は何を持っているのか」をお話しします。
長く現場で支援をしてきて、発信が続かない経営者の方を何人も見てきました。
そして、ある気づきに辿り着いています。
続けられないのは、根性が足りないからでも、忙しすぎるからでもありません。
「もう駄目だ」という思い込みと、続けるための仕組みの不在。
この2つが、発信を止めているのです。
今回は、続けられる経営者が持っている 「リカバリー力」と「信頼関係」 という、二つの地味な力についてお話しします。
目次
発信が止まる、典型的なタイミング
「もう駄目だ」が続かない本当の理由
続けられる経営者が持っている「リカバリー力」
リカバリーには「仕組み」が必要
続けている経営者に共通する、もうひとつの力
私が93回続けてきた、苦しかった経験と支えになったもの
続けるための、実践的な4つのアプローチ
まとめ:続けることは、自分との約束であり信頼の積み重ね
発信が止まる、典型的なタイミング
発信が止まるタイミングには、私の中で「ここで止まる方が多いな」というパターンがあります。
一つは、 最初の数回 です。
意気込んで始めたものの、思ったほど反応がなく手ごたえを感じられない、書くのに時間がかかる、ネタが浮かばないなど、早速壁にぶち当たります。
こうした壁に当たって、3〜5回目あたりでぱたりと止まってしまうケースです。
もう一つは、 私が支援に入っていた期間が終了してから、1ヶ月ほど経った頃 です。
これは私の中で、特に印象に残っているパターンです。
支援期間中は、私と定期的に会話する機会があります。
私との面談の機会によって緊張感も生まれますし、フィードバックも得られます。
そのためか、モチベーションが高い状態で発信が続くのです。
ですが、支援が終わると、その緊張感もフィードバックもなくなります。
発信の優先順位を自分で上げ続けることができなかったり、仕組みに組み入れていなかったりすると、優先順位がじわじわと下がっていきます。
そして、ある日、ぱたりと止まるのです。
このパターンを、私は何度も見てきました。
もどかしさを感じる瞬間です。
良い記事を書いていた方、ご自身の言葉で発信できていた方が、続かないだけでその努力が消えてしまうのは本当にもったいないことです。
「もう駄目だ」が続かない本当の理由
止まってしまう経営者の方からは、共通した話が出てくることに気付きました。
「1回休んじゃったから、もうダメだなと思って」
「2週間も空けてしまったので、今さら再開しづらくて」
「続けられない自分が情けなくて」
この言葉に、続けられない原因が隠れています。
「休んだら駄目だ」「途切れたら終わりだ」という思い込みが、そのまま発信を止めているのです。
考えてみると、これは不思議な現象ですよね。
仕事を1日休んだからといって、その仕事をやめるわけではありません。
食事を1食抜いたからといって、食事をやめるわけでもありません。
ですが、発信に関しては、 「1回休んだ=もう続けられない」 と判断してしまう方が多いのです。
この思い込みが、続けることを難しくしています。
そして、思い込みを外す鍵が、次にお話しする「リカバリーの力」です。
続けられる経営者が持っている「リカバリー力」
長く現場で見ていて、私が辿り着いたひとつの気づきがあります。
続けられる経営者は、1〜2回休んでも、また戻ってこられる人です。
これは「休まない人」とは違います。
むしろ、誰でも忙しいときや、気力が出ないときがあります。
体調を崩すこともあれば、家族の用事で時間が取れないこともあるでしょう。
休むこと自体は、避けられないのです。
問題は、休んだ後に戻ってこられるかどうか。
ここに、続く人と続かない人の決定的な違いがあります。
戻ってこられる人は、こんな考え方をされています。
1〜2回休んでも、3回目に投稿すれば「また続けている」状態に戻れる
完璧ではなくてもOKとし、簡単な投稿でいいから戻ってくる
「続けている自分」の基準を、緩やかに持っている
この 「戻る力」「再開する力」 こそが、リカバリー力です。
そして、リカバリー力は誰でも身につけられるものなのです。
リカバリーには「仕組み」が必要
「次は戻ろう」と気持ちで思っていても、仕組みがないと、戻ってきたつもりがまた止まってしまいます。
そこで、リカバリーには「仕組み」を組み込んでおくことが重要になります。
具体的には、こういう仕組みです。
「簡単版」の投稿テンプレートを用意しておく(写真1枚+短文だけでも投稿、と決める)
カレンダーに「投稿の日」を予定として入れておく
スタッフや家族と「週に1回は必ず投稿する」という約束を共有しておく
一度止まった後に戻ってくるためのチェックポイントを作っておく
完璧な投稿を毎回出そうとすると、続きません。
「最低限これだけはやる」「これさえできれば、続いていると言える」 という基準を緩やかに作っておくことが、リカバリーの土台になります。
ここから先は、サポートメンバー向けの内容です。
続けている経営者に共通する「もうひとつの力」、そして私自身が93回続けてきた経験から見えてきた支えになったもの、続けるための実践的な4つのアプローチを、具体的にお話ししていきます。