検索エンジンと生成AI時代の到来、情報発信で「発見される力」が育つ
こんにちは。
チャコウェブの横山ゆみこです。
いつもニュースレターをお読みいただきありがとうございます。
先日から立て続けにこんなお話を伺いました。
「AIに御社を勧められたので問い合わせました」
以前からちらほらそんなケースを耳にしていたのですが、「ついにチャコウェブをAIが勧めてくれたのか!」と、驚きと興奮が社内で巻き起こりました。
そうなのです。
検索エンジンではなく 生成AIがきっかけで商談が始まった、まさに新しい集客の扉が開いた瞬間でした。
最近は、検索エンジンで調べものをするだけではなく、生成AIで調べものをする人がぐんと増えています。
「SEO(検索エンジン最適化)」を声高に叫ぶ時代は落ち着きを見せ、今は「AI検索対策」の声が大きくなっています。
今回のテーマは 「検索エンジン+生成AI時代の“見つけてもらう力”」について、お届けします。
このテーマについては、特に今が重要な時期だと考えています。
今は目新しいように感じても、来年には当たり前のようになっているかもしれないからです。
本記事はぜひ最後まで読み、自社での行動方針の参考にしていただければと思います。
目次
🔍いま検索チャネルは「三層構造」になった
💡3つの検索チャネルに「見つけてもらう」発信の土台づくり
📈続けるほど差がつき、3つの検索チャネルに拾われやすくなる
🌐3つの検索チャネルに自社情報を見てもらう現状把握
🤖AIのクローラーの理解を助けるllms.txtを導入する
🔑検索チャネルが増えても本質的なことは変わらない
🌈時代の変化に対応することを楽しもう
🗂️まとめ
🔍いま検索チャネルは「三層構造」になった
これまで主役だったGoogleやYahoo!に加えて、InstagramやTikTokなど、SNS内で検索するのは当たり前になっています。
そして今年2025年、ChatGPTやGeminiといった生成AIが3つ目の検索チャネルとして登場しました。
従来検索–GoogleやYahoo!でキーワードを入力して検索
SNS検索–InstagramやTikTokでタグやキーワードから探す
生成AI検索–ChatGPT・Gemini・Copilotなどに自然文で相談する
AIが答えをつくる際に参照するのは、公開されているウェブページやニュース、SNSの投稿など「オープンなデータ」です。
つまり、公開していない情報はAIにも存在しないものとして扱われます。
💡3つの検索チャネルに「見つけてもらう」発信の土台づくり
AIと検索エンジンの双方に拾われるには、まず自社サイトを充実させることから始めます。
そして、ブログやSNSを更新し続けることです。
ホームページを毎日のように更新することは現実的に難しいですよね。
しかし、ブログやSNSであれば常に更新することが前提となります。
このような最新の動きもクローラーに届くため、情報として拾われていくのです。
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公式ホームページを充実させる
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自社ブログを作り、こまめに更新する
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SNSで写真や動画、短文での一次情報を発信する
📈続けるほど差がつき、3つの検索チャネルに拾われやすくなる
新しい記事や投稿が増えるたび、検索クローラーは早ければ数日でページをインデックスします。
そのデータは、AIモデルが回答を組み立てる際の材料にもなるため、更新頻度が高い企業ほど引用される率が上がる傾向があるようです。
つまり「こまめ」「継続して」情報を発信している企業があらゆる検索に強い存在となっていくということです。
SNSの場合でも、「社名検索」「サービス名で検索」した場合には同様の動きとなります。
さらにコンテンツの質が高ければ検索されずとも「発見」されるようになります。
見つけられる機会が増える仕組みは、中小企業でも十分に戦える場にあるということがわかりますよね。