平均開封率55%!「交流」「情報」「集客」すべてを網羅する、LINE公式アカウントの強み
LINE公式アカウントは『動いてもらう』ための最短ルートです。
こんにちは。
チャコウェブの横山ゆみこです。
いつもニュースレターをご覧いただきありがとうございます。
問い合わせにつなげる方法としてご紹介したいのがLINE公式アカウントです。
国内利用者は 9,800 万人(日本人口の約70%超)を超え、LINE公式アカウントの開封率の平均は55%とされています。
前回ご紹介したメルマガの平均開封率は20%といわれているので、日本においては「LINE強い!」と言わざるを得ません。
LINE公式アカウントは、小さな会社が「すぐ見てもらえる場所」を手に入れるのに手軽な手段です。
今回は、LINE公式が得意とすること、その恩恵を受けやすい業種、そして今日から始めるためのステップをお届けします。
LINEは普段はチャットとして利用していますが、公式アカウントとしての運用となるとドギマギしてしまう方が多いと思います。
今回は基礎の基礎です。
全文読めるので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
🌟LINE公式が強みを発揮する3つのこととは
🏢LINE公式アカウント運用が向いている業種
💰公式アカウントの料金について
🔑アカウントを開設する
📈登録者を増やす
💬メッセージ設計
🚀より発展したLINEでのコミュニケーション
🤝LINE公式アカウントはチームで取り組む
🗂️まとめ
🌟LINE公式が強みを発揮する3つのこととは
即時性がある
LINE公式アカウント第一の力は即時性です。
メールの場合、開封まで数時間から一日かかることも珍しくありません。
ところがLINEでは通知が鳴った瞬間にスマホ画面に意識が向かいますよね。
既読率が平均55%という数字からも分かるように、メッセージが「いま」読まれる確率が高いのです。
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明日のイベントについてリマインド通知
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雨の日限定特典
例えば、雨が降った時に「雨の日限定特典」をLINE公式からお知らせしてみます。
これまで悩みの種となっていた雨が降ると来店率が下がる減少を防ぎ、新たなチャンスを生むことができます。
多彩な機能がある
2つ目は表現の幅があり、さまざまなことができる点です。
テキストだけでなく、画像、動画、クーポン、スタンプ、さらに画面下に常駐するリッチメニューまで、ひとつのアプリ内で多彩な情報を届けられます。
たとえば美容室なら、メニュー表・スタイリスト紹介・予約リンクをすべてワンタップで並べられるので、説明不足や問い合わせの取りこぼしが一気に減ります。
お客さまとのコミュニケーションができる
3つ目は、双方向性があることです。
メールや電話のように構える必要はなく、チャット感覚で質問が届きます。
「電話は苦手だけれど、LINEなら気軽に問い合わせできる」
こんな人が増えているので、LINEの窓口を用意しておくだけで集客効果が高まります。
メールよりもスピーディーな対応が得意なので、即集客につなげられるのも強みです。
頻出の問い合わせは自動応答に任せることもできます。
難しい内容だけスタッフが拾えば、営業時間外でも一次対応が可能になります。
🌟LINE公式アカウント運用が向いている業種
LINE公式アカウントに向いている業種をざっとご紹介します。
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小売・ECサイト
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美容サロン・クリニック
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教育・スクール
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整体・整骨院・カイロプラクティック
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ペットサロン
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人材・採用業界
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飲食・温浴・レジャー施設
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住宅・不動産
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宿泊
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BtoB(法人向け)
利用の幅は意外と広い
この一覧を見て「意外と幅広いな」と思うかもしれません。
そうなのです。
スマホであらゆることができる今、BtoCはもちろんBtoBもLINE公式アカウントで集客や関係継続を向上させることができます。
来店や予約が売上を左右するビジネスほど、LINE公式の恩恵は大きくなります。
飲食店や美容室であれば、当日限定クーポンや空席情報を配信すると、その日の集客を即座に動かせます。
クリニックやフィットネスのように「次回予約」を欠かせない業種では、診療日やレッスン日のリマインド通知がキャンセル率を下げ、再予約につながります。
一方、地域密着の修理サービスや運送業のように「迅速なサポート」が価値になる業種では、チャット相談が電話よりもハードルを下げてくれます。
BtoB でも単価が比較的低く定期取引が中心の事務用品卸や印刷会社などは、見積もり依頼や納期回答を LINE で完結させることで、FAX やメールの往復を劇的に減らしています。
💰公式アカウントの料金について
2025年7月時点で、LINE公式アカウントの料金は3系統あります。
どれも初期費用は無料です。
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月に200通まで送信可能なコミュニケーションプラン:無料
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月に5,000通まで送信可能なライトプラン:月額5,000円
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月に30,000通まで送信可能なスタンダードプラン:月額15,000円(超過分の配信は追加料金で対応可能)
詳細は公式案内をご覧ください。
小規模なお店でしたら無料でスタートできます。
徐々に集客できるようになったらプランを切り替え、しっかり利用するスタイルにするのがお勧めです。
無料にこだわりつづけると成長を阻害してしまうからです。
🔑アカウントを開設する
一歩目はアカウント開設です。
「LINEだからスマホで運用するのでは?」
と思うかもしれません。
スマホでも運用は可能ですが、パソコンのほうが「できること」が多いので、パソコン運用をお勧めしています。
「お客様と直接チャットで問い合わせ対応や予約管理をするだけ」
このようなシンプルな利用目的なら、スマホのみでも構いません。
スマホにLINE公式アカウント用のアプリがありますから、ダウンロードしておきましょう。
📈登録者を増やす
アカウントを開設したら登録者を増やします。
導線づくりをして積極的に「友だち追加」を促していきましょう。
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店頭にQRコードを貼る
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名刺やチラシにQRコードを載せる
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ウェブサイトの目立つ位置にLINEアカウントのリンクやQRコードを表示する
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SNSにリンクを追加する
実店舗がない場合は、資料ダウンロードや初回相談クーポンを特典にして登録を促すと効果的です。
💬メッセージ設計
次に最初のメッセージ設計をします。
第一通目ではあいさつと営業時間、問い合わせ方法をシンプルに伝えましょう。
重要なのは、登録してくれたお客様に以下をわかりやすく伝えることです。
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友だち登録をしたら何ができるのか(「直接予約できる」「個別相談ができる」など)
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どんな商品・サービスがあるのか
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予約または購入するにはどうすれば良いのか
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友だち登録の特典は何か
文字数は長くても500文字以内に抑え、スマホ一画面で読める長さを意識すると読み飛ばされにくくなります。
🚀より発展したLINEでのコミュニケーション
序盤で述べた通り、LINE公式アカウントでできることはメッセージ送信やチャットだけではなく多岐にわたります。
マーケティングツールとして活用する道もあるので、慣れてきたらぜひ検討しましょう。
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クーポン
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リッチメニュー
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ショップカード
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ステップ配信
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オーディエンス配信
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LINEコール
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リサーチ
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LINE VOOM
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メンバーシップ
これらは戦略と設計が重要になることも多いため、難しい場合には外部の専門家に依頼したほうがスムーズかもしれません。
🤝LINE公式アカウントはチームで取り組む
SNSと同じく、LINE公式アカウント運用も可能な限りチームで取り組みましょう。
理由は「属人性をできるだけなくすこと」が重要だからです。
対応できる人が社内(または店舗で)1人となると、その人がいない日は対応ができなくなります。
急ぎで対応を要する問い合わせに後れを取ってしまうことや、長期不在の際に非常に不便となるため、社内で運用ノウハウを共有することが大事です。
🗂️まとめ
LINE公式アカウントは、「読まれた直後に行動してもらう」導線をアプリの中に完結させてくれます。
今日アカウントを開設し、QRコードを店頭やウェブに貼り、あいさつメッセージを送りましょう。
お客さまとの「近い」コミュニケーションが何よりの魅力です。
ぜひ試してみてください。
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私は上から下へと向かって「教授」していくのではなく、私自身が学んだことを「共有」していきます。
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