検索もSNSも強くなる。良質コンテンツを作るE-E-A-Tを体得しよう
こんにちは、チャコウェブの横山ゆみこです。
前回のニュースレターでは、Instagramの投稿が検索エンジンに表示されるようになったことを受け、キャプションやプロフィールの作り方をご紹介しました。
今回取り上げるのは、SEOの世界では有名な「E‑E‑A‑T」です。
E-E-A-Tを知っていると何が良いのでしょうか?
私が今回E-E-A-Tを取り上げたい理由は「投稿の質を上げられる基礎的な知識」だからです。
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投稿の質が上がり、ユーザーによく見られるようになる
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ユーザーにとって満足度の高い情報を届けられる
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閲覧数や閲覧時間が増え、検索エンジンに高く評価される
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優先的に表示され、さらにユーザーが増える
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一時的な流行りの手法ではないため、長く効果が続く
瞬間的に順位が上がり、すぐに落ちるような方法ではないのがとても大事なところです。
これを覚えておけば、「長く見てもらえる」コンテンツ作りができるようになりますよ。
普段からSEOを意識していない方にもわかりやすく、そして日々の情報発信に役立つように解説していきます。
目次
✨ E‑E‑A‑Tとは何か?
📚 E‑E‑A‑Tでコンテンツの質が自然と高まる理由
🧭「誰が、どのように、なぜ」の観点からコンテンツを作る
🔒E‑E‑A‑Tを実践に落とし込む方法
📖 ステップ1:経験と専門性を示す
👥 ステップ2:権威性を築く
🔍 ステップ3:信頼性を高めるためのチェックリスト
💡変化が激しい時代こそ本質を磨くことで生き残る
🛠️ E‑E‑A‑Tチェックリスト
📌 まとめ
✨ E‑E‑A‑Tとは何か?
E‑E‑A‑Tは、Googleが良質なコンテンツを評価するための指針として公表している概念です。
「イーイーエーティー」または「ダブルイーエーティー」と呼びます。
それぞれ以下4つのの頭文字をとったものです。
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Experience(経験)
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Expertise(専門性)
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Authoritativeness(権威性)
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Trustworthiness(信頼性)
書かれている内容が業界においての専門知識やスキルを持っていること、外部から評価された実績や資格など権威性が認められること、経験について述べていること、これら3つが認められると信頼性があると評価します。
Googleのガイドラインは、信頼性が最も重要な要素であり、他の3要素は信頼を高めるための要素であると述べています。
健康や金融など人の生活に大きく影響するテーマでは特に、経験や専門性、権威性、そして信頼性が厳しく評価されることも覚えておきましょう。
📚 E‑E‑A‑Tでコンテンツの質が自然と高まる理由
E‑E‑A‑Tを意識すると、結果的に自然と質の高いコンテンツが生まれます。
「短期的にしか効果が出ないテクニカルなSEOではない」点がとにかくおすすめポイントです。
Googleがいつも伝えているのはこういうことです。
「検索エンジンを見るのではなく、ユーザーに向けて質の高いコンテンツを作ることに注力してください」
では、その質の高いコンテンツはどうやって作れば良いのかというと、E-E-A-Tを意識するということです。
【事例1】E-E-A-Tに沿って作るページで信頼が高まる
たとえば、当社チャコウェブのホームページでは、高品質なウェブサイトを提供し、中小企業の可能性を最大限に引き出すと宣言しています。
経験豊富なウェブディレクターや中小企業診断士が徹底的な市場調査を行い、最適なウェブ戦略を策定することも明示しました。
成功事例を多数紹介し、顧客の利益向上に寄与している実例を見て取れます。
このように実績やスタッフの専門性を具体的に書くことで、閲覧者は安心して問い合わせをすることができます。
【事例2】実績で豊富な経験を、推薦者がいることで権威性を示す
人事代行業の企業ホームページでは、このようなサービス指針を掲げ実践してきた経験を見せています。
「机上の理論ではなく、実務と経験に基づいた成果につながる人事支援」
常時10社以上の採用を担当し30以上の採用サービスを活用する圧倒的な経験を紹介しています。
さらに、代表が2万人以上の選考経験を持つことや、ワークサンプルテストを取り入れて選考精度を高めていることも具体的に説明しています。
「なぜこの会社が信用できるのか」ユーザーは納得できるのではないでしょうか。
【事例2】利用者の声を載せ、指導実績や教育環境を示す
英語教室のホームページでは、英検対策や受験対策に強い指導実績があること、イベントを通じて楽しく学べる環境を整えていることを明記しました。
英検合格者のイニシャルを年度別に掲載する他、先輩たちの声として「授業が簡単に感じるほど英語が得意になった」「難しい問題を解けた達成感が嬉しい」といった体験談を載せています。
こうした具体的な結果と生徒の声は、信頼性を高める大きな材料になります。
🧭「誰が、どのように、なぜ」の観点からコンテンツを作る
E‑E‑A‑Tを実際のコンテンツに反映するためには、「誰が、どのように、なぜ」の観点からコンテンツを作るのが良いでしょう。
Google公式の解説を参考にしています。
1.誰が(Who)
コンテンツの制作者が誰かを明示します。
たとえば、専門家のプロフィールや経験を公開することで読者の安心感が高まります。
Googleは作者情報や署名を明確にすることを推奨しており、小規模企業でも社長や担当者の顔や経歴を載せるだけで信頼度が上がるとしています。
2.どのように(How)
制作過程や裏側を共有します。
たとえば商品レビューなら、どの製品をどのように試したのかを示すことが求められます。
家屋のリフォームなら、どのような過程でサービスを提供するのか施工の様子などを紹介すると良いでしょう。
問い合わせから依頼、サービス完了までの流れを解説しても良いですよね。
3.なぜ(Why)
そもそもなぜコンテンツを作成したのでしょうか。
「届けたい相手の困りごとや疑問を解決するのに役立つから」ではありませんか?
Googleは、単に検索順位を上げることやアクセス数を稼ぐためのコンテンツを評価しません。
ユーザーの疑問を解決したり、役立つ情報を届ける姿勢が評価に直結します。
🔒E‑E‑A‑Tを実践に落とし込む方法
では、具体的にE-E-A-Tをコンテンツに加える方法を解説します。
良質なコンテンツを安定して届けられるようになりましょう!