「どれがいい?」の迷いに終止符。初めてのSNS選び、基本設定と投稿するまでを徹底解説

どの道を行くかは、あなたがどこに行きたいかによります。ルイス・キャロル
チャコウェブ 2025.04.30
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こんにちは!
チャコウェブの横山ゆみこです。

いつもニュースレターをご覧いただきありがとうございます。

前回は「SNS運用のリスク管理」についてお話ししました。
SNSを安全に続ける土台ができたら、次は「どのSNSを使えばいいのだろう?」と考えてしまいますよね。

InstagramやX(旧Twitter)、Facebook、TikTok、YouTubeなど主要なSNSだけでも複数あります。
それぞれユーザー層や運用スタイルが少し異なり、投稿方法もSNSに応じて変えなければなりません。

特に小さな会社の場合、同時に全部始めてしまうと手が回らず継続が難しくなるケースが多いと感じています。

今回は「初めてのSNS選びと基本投稿 」というテーマでお届けします。

どのSNSを優先的に使い、最初の投稿でどんな内容を発信すればよいのか、順序立ててご紹介いたします。

この回を読むだけで、初回から数回分までの投稿に迷いがなくなります

初期設定での失敗も防げますよ!

ぜひ参考になさってみてください。

今回のSNS情報は、ついにInstagram公式の動画編集アプリ「Edits」がリリースされたことについてお知らせしています。

目次

🔍 なぜSNS選びが重要なのか
📱 主なSNSプラットフォームの特徴
🌟 最初の投稿で意識したいポイント
⚙️ SNSプラットフォーム別の初期設定・最初の投稿例
💪 集客の基礎力を向上させる初期設定と投稿ルール
✅ すぐに使える具体的な投稿サンプル&注意点
📝 まとめ
🔔 SNS情報:ついにリリース!インスタ公式動画編集アプリ「Edits」の特徴

🔍なぜSNS選びが重要なのか

自社がどのSNSで発信を始めるのか、適切な選択は意外と重要です。

「いろいろなSNSに手を出して、どれも中途半端になってしまった…」

企業や店舗がSNSを始める際のエピソードでこのような話をよく聞きます。

リソース(人員・時間)は有限。

合わないプラットフォームに労力を割きすぎると、結果として肝心のターゲットに届かないことが多いのです。

また、どのSNSでも適切な投稿コンテンツを作成し継続する必要があるのですが、投稿がSNSにマッチしていないケースも見られます。

SNS選びは「感覚」だけでなく、「ターゲット、目的、リソース配分」という観点で検討することで、無理なく成果につなげる道が見えやすくなります。

選び方や、選ぶ前に考えておくべき事について見てみましょう。

ターゲット層・目的を考慮する

地域コミュニティに強みがあるFacebookページや、ビジュアルに特化したInstagramなど、それぞれのSNSには独自の強みや使われ方があります。

自社のサービスや顧客層に合致するものを選ぶのがポイントです。

もし若年層向けの商品やブランドならInstagramやTikTokが効果的かもしれません。
BtoBで経営者向けの情報を発信するならX(旧Twitter)やFacebookのほうが向いているケースがあります。

発信の仕方によっても向いているSNSが変わってきますから、戦略を立てることが重要です。
例えばInstagramでBtoBが上手くいくこともあります。

小さな会社ほど集中と継続が大切

人員や時間に余裕がない場合、同時に複数SNSを手広く始めると、担当者が疲弊し更新が止まりやすくなります。

的外れなSNSの選択をしてしまうと、その分の期間と手間もロスになりますから、適切な選択は必須といえます。

1つか2つにフォーカスして丁寧に運用すれば、成果が出やすく、手ごたえも感じられるのでより継続しやすくなります。

成果を測定しながら調整する

最初から完璧を目指すのではなく、「仮説を立ててやってみる → 結果を見て改善」の流れを意識しましょう。

とはいえ、普通はしばらく成果が出ません。

ちょっと手を付けて「効果が出ない」と思ってすぐに他のSNSに手を出してもうまくいかないのはこれが理由です。

測定はしつつも気にし過ぎない。

とにかく続けること。

これが一番重要です。

***

📱主なSNSプラットフォームの特徴

ここでは代表的なSNSの概略を整理します。

レター後半ではもう少し詳しく深掘りしますので、まずはイメージをつかんでみてください。

「実際に使ってみて手ごたえを感じられるか」
「ターゲットが活発に使っているか」

これらを確認しながら調整すると、失敗を最小限に抑えられます。

Instagram

ビジュアル中心 + 幅広い年齢層

かつては若年層のイメージが強かったものの、最近は中年層以上にも広がっています。

写真・短い動画がメインですが、ハイライト機能を使って料金表やFAQなどもまとめられ、企業の「ミニサイト」として活用している例が多いです。

X(旧Twitter)

✨リアルタイム性 + 拡散力

140文字程度の短文による発信がメインで、素早いコミュニケーションがしやすいのが基本です。

有料アカウントではブログ記事のようなボリュームの多い投稿も可能です。

企業公式アカウントとは別に、社長個人や広報担当が個人名で発信するほうが読まれるケースが増えていることから、「人」「個性」が重要になってきました。

減少気味とはいえ、今でも拡散(リポスト)されやすく、話題になれば一気に広がる可能性が高い点が魅力です。

Facebook

✨実名ベース + 地域コミュニティ/BtoBに強い

年齢層がやや高めで、地元のイベントやビジネスの正式な情報交換に使われることが多いSNSです。

実名登録が基本のため、BtoBの内部の人や経営者とつながる機会がありるためビジネスチャンスはまだまだあります。

Facebookページを利用して、自社のニュースやイベントを告知しやすく、従来の顧客層が40~50代以上という企業にとって相性が良い傾向があります。

TikTok

✨ショート動画 + エンタメ要素

10代や20代向けというイメージがありましたが、最近は30代以上でも利用者が増えつつあります。

商品デモや軽快な企業紹介など、エンタメとしてアプローチできる企画が得意な企業におすすめです。

ショート動画を発信するのに慣れれば、企業公式としても活躍できます。

YouTube

✨長尺動画 + 検索エンジンとしても強力

検索で動画がヒットするため、長期的に見ても持続的な集客が期待できます。

動画制作に時間やコストがかかる面はありますが、解説やノウハウ系の発信には向いているため、取り組めば差別化にもつながります。

***

🌟最初の投稿で意識したいポイント

SNSを初めて使うとき、最初の投稿はやはり緊張するものです。

実際、私が支援している時にも一番最初の投稿で戸惑ってしまう方は多く、手が止まる方も少なくありません。

しかし、あまり肩に力を入れすぎないほうが続けやすいと思います。

「最初の1回目で完璧を狙わない」と考えて、まずは以下を参考に投稿してみましょう。

自己紹介 + 企業の強みを手短に書く

例:「○○地域で××サービスを提供する△△会社です。これから商品情報や社内の取り組みを発信していきます!」

初回の投稿では、読者もあなたの企業や商品・サービスを知らない人がほとんどです。

形式ばらずに「これから知って覚えて欲しい」と伝えるだけで十分です。

写真 or 短い動画を添える

会社の外観、メイン商品、スタッフの集合写真など、わかりやすい素材を使いましょう。

ユーザーはビジュアルに引かれて投稿を開いてくれる可能性が高まります。

テキストメインのXであっても、写真を使うことをお勧めします。

無理なく続けられる更新ペースを宣言

いきなり「毎日投稿します!」という宣言をして自分でハードルを上げるより、「週1回の更新を目指します」と書くほうが続けやすいと思います。

対外的に宣言すると、やろうという気になりますからお勧めですよ。

投稿予告をしておくと、社内的にもリズムが作りやすくなります。

上記を踏まえて投稿を作成すると、悩むことなく投稿コンテンツを用意できます。

先ほども述べましたが「完璧を目指さない」「考えすぎない」が大事です。

とはいえ、始める際に重要なのは初回の投稿だけではありません。

企業のSNSには目的がありますよね。

目的を達成するためには、SNSの設定やプロフィールも最適化すると成果が違います。

ここから先はより成果にむすびつく方法を紹介していきます。

***

差別化し、いち早く成果を上げる初期段階の設定を有料パートで解説

  • SNSの特徴を捉えながら、しっかり企業アカウントのアピールができるポイント

  • 初期設定で差をつける、失敗しない作り方

  • 初回投稿のポイント

  • 初回から3回目まで途切れずに投稿を作るアイデア

  • 最新のインスタ動画編集アプリ情報

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